• 安定性した生産量を持つ

  • 伝統や由来に魅力がある

  • 形状や味に特徴がある

  • 稀少性に価値がある

  • 下北春まな
    下北春まなタイトル

    同じまなでも大和まなとは違います。濃い緑色をしており、切れ込みがなく丸みがかった見た目をしています。下北山村という奈良県の南部に位置する村で栽培され、この地域では、奈良の郷土料理であるめはり寿司に使用されます。地域の野菜としてお土産物として商品開発が行われている数少ない大和野菜です。漬け物などに利用され、下北村を表す野菜となっています。肉厚で甘味があり、親しみやすい野菜となっています。

    生産地

    主な生産地

    奈良県の南部に位置する下北山村で栽培されています。下北山村は、山に囲まれた地域で、交通が不便な面もありますが、温泉施設も多数あり、観光名所として注目を浴びています。

    農家の方

    下北春まなを栽培されている日浦さんです。村で昔から栽培されてきた下北春まなの味に魅了され、下北春まなを村から世に送り出す為に商品化に取り組む活動を起こした方でもあります。先祖代々受け継いできた味を守るとともに、下北春まなを愛情を注ぎながら大切に栽培されています。

    簡単においしく食べる

    一部地域でしか栽培されていないこともあり、流通の面では課題が残る野菜ですが、広い料理に活用できます。「春まな漬」として商品化もされており、気軽に味を楽しむことができます。おすすめの食べ方は、「春まな漬」をそのまま頂くのはもちろんのことですが、少しアレンジを加えることができます。それを細かく切り、バターで炒め、ごはん、卵、そしてベーコンも一緒に炒め、塩こしょうなどで味を整えると、春まなチャーハンができます。漬け物でも甘みがあり、且つ塩味もあるので、そこへバターの香りと合わさり、絶品のチャーハンとなります。

    手に入るお店

    下北山村にある、「きなり館」や、「JAショップしもきた」で手に入れることができます。真冬の1から2月にかけて収穫され、塩漬けにされます。塩漬けにされたものは、通年販売されています。左の写真は「きなり館」です。