• 安定性した生産量を持つ

  • 伝統や由来に魅力がある

  • 形状や味に特徴がある

  • 稀少性に価値がある

  • 大和まな
    大和まなタイトル

    大和野菜として代表的である大和まな。小松菜と同じ仲間ですが、甘みが特徴で、特に12月以降、霜に当たると独特の風味と甘みが増します。古事記に栽培されていた記述があり、日本で最も古くから栽培されてきた野菜と考えられおり、奈良県自慢の野菜です。大和野菜の代表と言われるほどの大和まなは、実は数年前までは、県内でも多く知られていませんでした。その理由として、収穫が冬に限られていたことと、比較的短期間で黄変(葉の部分が黄色に変色すること)により流通が困難であったことが挙げられます。しかしながら、奈良県農業試験場が品種の系統選抜を行い、優良な性質を育成することによって特産化が進み、大和野菜として認定されるようになりました。

    生産地

    主な生産地

    奈良市や宇陀市、大和高田市などで栽培されています。大和野菜として認定されることで、専業農家の生産技術の向上し、流通量も増えました。現在では、地産地消として県内の学校給食で活用されるようになっています。

    簡単においしく食べる

    古くからは、漬け物として活用されていました。ですが、今や炒め物など多くの料理に利用されています。大和まなを1cmぐらいに切り、さっと茹で、水分をよく切ってからすりごまとごま油と醤油をお好みの量で合えた、ナムル風大和まなもおすすめです。これをたまごかけご飯に乗せて頂くのも、シャキシャキとした食感と甘みがたまごかけご飯になかなか合うものです。

    手に入るお店

    県内では、桜井市にあるイオン桜井店で手に入ります。ただし、痛みやすい野菜でもあるので、冷蔵庫の野菜室に立てて保管し、早めに消費することが大事です。横に寝かせてしまうと、大和まなが上に葉を伸ばそうとエネルギーを無駄に使用してしまう為、痛むのが早くなってしまいます。