主な生産地
奈良市や天理市、大和郡山市など、奈良盆地の至る所で栽培されています。非常に多収であり、夏から秋にかけて枝いっぱいに実るそうです。
その名の通り、ひものようにしゅっとした細い形状が特徴です。辛みの少ない品種であり、古くから自給用野菜として奈良盆地を中心に盛んに栽培されてきました。現在では、独特の味と見た目が評価され、県外で「奈良を代表する野菜」として多く使われています。鉛筆と同じくらいの太さで、一般的な唐辛子と、その見た目の違いに驚きます。また、一味や七味に使われる鷹の爪などの品種と違い、辛味の少ない品種で、煮物や炒め物、また和食に限らず、フレンチなどにも相性がいい野菜です。