• 安定性した生産量を持つ

  • 伝統や由来に魅力がある

  • 形状や味に特徴がある

  • 稀少性に価値がある

  • 大和まな
    千筋みずなタイトル

    水菜には、京菜という別名があり、その名の通り京都の九条東寺付近で栽培が始まりました。奈良県でも有名な八条水菜というものがあり、大和野菜として認定されるときに生産拡大を目指し、八条水菜ではなく千筋みずなと命名されました。多くの葉が密集していることから千筋菜とも呼ばれる水菜。奈良県で栽培される千筋みずなは、市販の水菜からは想像できないほど、白菜と同じくらいの大きさまで育ち、葉が密集しています。また1本1本茎がしっかりとしており、力強さを感じる水菜です。

    生産地

    主な生産地

    奈良市や天理市、田原本町など奈良盆地だけでなく、曽爾村などの高原でも栽培されています。畑でまるまると育つ千筋みずなの光景は圧巻です。

    農家の方

    直売店に出荷していませんが、私の祖母が自給自足のために千筋みずなを作っています。一株が大きいこの千筋みずな。私の祖母は、それを鷲掴みし、豪快に引っこ抜きます。せっかくなので、農家の方々のページにて紹介しています。

    簡単においしく食べる

    しゃきしゃきとした歯ごたえに特徴がある千筋みずな。他の水菜と同じ要領で使用できます。例えば、水洗いをしてそのままサラダとして、一口サイズに切って鍋の具として。簡単に扱える点から、大和野菜の中で特に親しみが持たれています。特におすすめが、さっとゆでたみずなをすりこまと醤油で味を整えた和え物。ごまの香りとみずなの風味が抜群に合います。

    手に入るお店

    千筋みずなという名前で売られているのは珍しく、ほとんどが「水菜」として売られています。直売店では、水菜と記載されていても茎が太くぎっしり葉をつけた水菜を見かけることがありますが、それが「千筋みずな」です。田原本町にある味間にこにこ直売店でも販売されています。