主な生産地
奈良盆地や中山間地域で栽培がされています。ただし、栽培に手間がかかることから市場に流通を目指した栽培は特にされておらず、自家用として栽培されています。
100年以上も前から奈良県内で栽培されている紫とうがらし。市販に流通することは少なく、主に自家菜園で栽培されています。ひもとうがらしと同様に辛味の少ないとうがらしです。「食した者にしかわからない」と言われるほど独特の風味と食感を持つことから、自家用品種の中では人気の高い野菜です。とうがらしとは思えない色をしていますが、これはブルーベリーなどに含まれるアントシアニンという色素が多く含まれている為です。