主な生産地
奈良県の東に位置する曽爾村の曽爾高原で栽培されています。曽爾村の標高は約500mで、村にコンビニエンスストアなどあまりないほど、山の中です。
寒さが厳しい奈良県中山間部の栽培条件を活かし、じっくり育てたほうれん草で、甘くて濃厚な風味があります。ほうれん草は、栽培中に寒さにあたることで、生育は遅くなりますが、糖含量等が高まります。大和寒熟ほうれん草は、品種、栽培方法、栽培地域、糖度の測定等、規定した栽培マニュアルに基づいて生産、出荷されます。
農家の方
曽爾村で一番多くのビニールハウスを所持する萩原さんです。その数は50棟ほどで、奥さんや息子さん、そして農業の研修生２人の合計5人で大和寒熟ほうれん草を栽培されています。
簡単においしく食べる
甘みが特徴の大和寒熟ほうれん草。さっと茹で、かつお節をまぶし醤油であえた簡単料理がおすすめです。ごま油ともあえて、醤油で味を整えたナムル風ほうれん草もおすすめです。
手に入るお店
出荷は冬にされます。12月から2月にかけて、直売店や大手スーパーなどで販売されます。袋には、しっかりと「大和寒熟ほうれん草」と記載されているので、それを目印にどうぞ。
